Saturday, May 11, 2013

『2割の2割の2割の生き方』とは?


お久しぶりです!
先日、東京での研修が終わり、本日から職場復帰します。
4日間の楽しい研修の中で思い出した、大学時代に聞いた『2割の2割の2割の生き方』の話を今回はしたいと思います。
自分自身ならどこまでどこまでやり抜けるか、そんなことを考えながら読んでいただければと思います。

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日本一の営業成績を持つ、ある保険営業マンのお話。

ある会社に務める日本一の保険営業マンが1,000名の前で講演会を開きました。テーマは、自分がどのようにして日本一の保険営業マンになったのかというもの。

2時間ほどの講演会が終了し、Q&Aの時間になったとき、ある一人の参加者が手を上げて、こう質問しました。

「本日は、貴重なお話をありがとうございました!1点質問なのですが、今回のように、これまであなたが培ってきた経験やノウハウを私たちライバルに教えてもいいのでしょうか?今後、日本一の営業マンになることが難しくなってしまうのではないでしょうか?」

講師は答えます。

「まずあなた方1,000名の内、私の話を実行したいと思う人は、2割に過ぎません。次に、その実行したいと思った人の内、本当に実行に移せる人は、その2割です。そして最後に、実行に移した人の内、継続的に私の言ったことを実行できる人は、さらにその2割しかいません。つまり、あなた方1,000名に講演をしても、本当に私の話を継続的に実行できるのは、たったの8名しかいないのです。いえ、もしかしたらもっと少ないかもしれません。したがって、例え8名が継続的に実行しても、たった8名ですから、何にも恐いことはありませんよ。」
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この話が伝えたいことは何なのでしょうか。

私は昨日まで研修を東京で受けていて、色々なことを会社側から教えてもらっています。会社側は、なんとしても新入社員に覚えて欲しいと必至に研修を行います。しかし、新入社員はどうなのでしょうか?皆、本当に教わったことを理解し、現場で実行し、継続しているのでしょうか?

『2割の2割の2割』の話は、まさにこのことを表しているのではないかと私は思います。

つまり、会社から日々教えてもらったことを自分の中に落し込み、実際に行動し、継続できるのは、本当に少数名しかいない。教わっている時は、「なんだ、簡単じゃないか。」と思っていても、実際に行動してみると、その難しさに気づき断念してしまう。もしくは、継続することが面倒になり、中断してしまう。

会社という組織体系を考えたときにピラミッド型をしているのは、基本的な会社の構造ですが、どんな人がそのピラミッドの上の階層にいるのかと考えれば、まさに『2割の2割の2割』の人なのではないかと私は思うのです。

私は決して、昇進するためには『2割の2割の2割』にならなければいけない、ということを説こうとしている訳ではありません。
私が伝えたいことは(私自身も現在挑戦中ですが・・・)、他人をよりハッピーにしたいとか、社会を変えようとか、世間で有名になろうとか、お金を他人より多く貰いたいとか、そういうことを実行するには、「相当な努力が必要である」ということです。

今現在、社会の中で注目されている方々は、きっと『2割の2割の2割』の人なのだと私は思います。学んだことを、実行に移し、継続している。そんな相当な努力をした人たちなのです。

『2割の2割の2割』になる必要があるか、と問われればそんなことは無いと思います。『2割の2割』だっていいし、『2割』だって良い。それは自分自身が決めること。

ただ、肝に銘じておかなければいけないのは、『2割の2割の2割』の人は、運や才能だけでそうなったのではないということです。そこには他人よりも多くの努力があることを意識しなければいけないのではないでしょうか。

さぁ、あなた自身はどのような生き方をしますか?







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